ボランティアは、自発性・先駆性・無償性に基づいて、社会のさまざまな課題に取り組む人たちです。
といっても「ボランティア」という特別な人がいるわけではなく、自分の生活する地域や国や世界が今、直面している問題や課題に気づいて、何かをしなければと動き出した、ごく普通の市民たちなのです。
一人ひとりの力は小さいものかもしれませんが、集まると大きな力となります。1995年に起きた阪神・淡路大震災でのボランティアの活躍により、その力が社会で認められるようになりました。そして、災害のみならず、社会のさまざまな問題に取り組む新しい市民の力として、期待されるようになってきたのです。
ボランティアセンターは、こうしたボランティアに対する関心の高まりのなかで、ボランティア活動への思いのある人や、活動に参加したい人々のために、適切なボランティア活動の機会や、情報を提供するなどの役割を担っています。
「ボランティアをやってみたいけれど、どこで探せばいいんだろう?」「ボランティアって、なんだか取っつきにくい…」――そんなふうに思っている人は一度、ボランティアセンターの扉を叩いてみてはいかがでしょう。
ボランティアセンターには大学を中心とした地域のボランティア情報が日々、集まってきます。福祉、環境、地域活性化、国際協力、災害復興支援など、分野もさまざま。必ず自分にあったボランティアが見つけられるはずです。
分からないことがあれば、ボランティアのエキスパート「ボランティアコーディネーター」に尋ねるもよし。数々のボランティアを実践し、自ら企画もこなす「学生スタッフ」に聞くもよし。ボランティアを紹介する対象は学生に限らず、一般市民の方々のご相談にも対応します。
順正学園ボランティアセンターは、地域に密着した特色あるボランティア活動を展開しています。今後も各セクションの活動を充実させ、一層の発展を目指します。若さと行動力にあふれる学生の皆さん。そして、温かいご支援・ご協力を賜る地域の皆さん。ぜひ一度、ボランティアセンターを訪れてみてください。
2001年 | 9月 | 高梁学園(現・順正学園)ボランティアセンター開設 |
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2004年 | 5月 | 障がい学生支援(要約筆記)開始 |
9月 | 玉野市・台風16号高潮災害復旧ボランティア実施 | |
2006年 | 2月 | 新見市千屋地区・雪かきボランティア実施 |
8月 | 高梁市災害ボランティアセンター研究会発足 | |
2007年 | 4月 | 学園あいさつ運動開始 |
11月 | 第19回全国生涯学習フェスティバル『まなびピア岡山2007』参加 | |
2008年 | 12月 | 学生×ボランティア向上プロジェクト「サンタ大作戦!!!」開始 |
2011年 | 3月 |
東日本大震災被害に対する募金活動、救援物資の募集・仕分け 東日本大震災被災者支援プロジェクト実施 |
10月 | 順正学園ボランティアセンター開設10周年記念 | |
2012年 | 9月 | 中山間地域支援ボランティア実施 |
2013年 | 11月 | わっしょい高梁!のびのびサロン開始 |
2014年 | 8月 | 広島県豪雨土砂災害の被災者救援募金活動実施 |
2015年 | 12月 | 順正DFKクラブ発足・食料支援事業開始 |
2016年 | 4月 | 熊本地震の被災者救援募金活動実施 |
2018年 | 7月 | 西日本豪雨災害被災地(高梁市・倉敷市真備町)でのボランティア活動、被災者救援募金活動実施 |
2019年 | 10月 | 令和元年台風第19号の被災者救援募金活動実施 |
順正学園ボランティアセンターへのボランティアの依頼・要請につきましては、事前に学生に詳細な情報を伝えるため、お手数でございますが下記より要請書をダウンロードして、ご記入ください。すでに、ボランティア募集のちらし等をお作りいただいている場合は、そのまま送っていただいても構いません。施設等の個人情報等に関しましては、ボランティア募集以外には使用いたしません。
また、募集の関係上、ボランティア活動当日の2週間前までにお申し込みください。大学休業期間中や学生の都合などにより、必ずしもご依頼にお応えできるとは限りませんので、ご了承ください。
学校法人 順正学園ボランティアセンター
〒716-8508 岡山県高梁市伊賀町8
順正学園ボランティアセンター事務局
TEL:0866-22-3548
FAX:0866-22-3591
E‐mail:volcen@office.jei.ac.jp
「地域貢献ボランティア」は、ボランティア活動の体験を通して、地域の人とふれあいながら、地域貢献することの意義を理解し、ボランティア活動を行う上での心構えと実践力を養うための“ボランティア体験授業”です。
全体の流れとして、ボランティアの受入れを承諾していただいた学校、事業所などから活動内容の説明を受け、決定した受入先(原則1ヶ所)で継続したボランティア活動をしていただきます。1回だけ参加する単発のボランティア活動ではなく、原則1つの受入れ先で継続したボランティア活動を行うことで、活動の意味を深く理解し、地域貢献のための実践力を高めることを目標とします。すべての活動の終了後、レポート提出および学科ごとでのまとめ授業を実施します。